6月分のメッセージ
「私たちの父」
「アバ、父よ。あなたにおできにならないことはありません。どうぞ、この杯をわたしから取りのけてください。しかし、わたしの願うことではなく、あなたのみこころのままを、なさってください。」
マルコ福音書14:36
イエス様が、十字架にかかられる目前に、オリーブ山で神様に祈られた時の言葉です。
神様のことを「アバ、父よ。」とお呼びになり、この杯(十字架)をわたしから取りのけてください。と祈りましたが、神様の御心のままをなさってください。と、ご自身を父なる神様にお任せしています。
神の子イエス様が十字架にかかられる理由としての罪は、何もありませんでした。そこには、父なる神様の人間への深い愛があり、愛を実行することは、ひとり子であるイエス様を十字架にかけることだったのです。
十字架にかかることを知りながら、父なる神様の御心にイエス様は忠実に従うのです。
ひとり子を十字架で死なせるほどに、罪人の私たち人間を愛しておられた驚くべき神様の愛をこの記事は示しています。
イエス様を救い主と信じる者に、神様は、「アバ、父と。」呼ぶことができるようにして下さいました。子として下さる以上、父として祈りを聞き、最善に導いて下さるのが父なる神様です。私たちは、神様の愛を今も受けることができるのです。
主の恵みが豊かに与えられますように、お祈りします。
マルコ福音書14:36